老化の特徴4つだけは押さえておこう!
誰だって歳はとりたくない。みなさんも同じ気持ちですか?
最近ではアンチエイジング、老化防止に関する情報をよく耳にするようになりましたね。
テレビや雑誌、ネットには調べれはいくらでも出てくるような時代。
すなわち、皆さんが意識をしているんでしょうね。
私は誰もが若返りたいと思う時代に対して少し不思議な気持ちがあります。
その理由は、どんなに人間が若返っても、老化を防ぐのは人間の表面的な部分だけだからです。
例えは、肌の調子が良くなる、脳や身体の臓器が活発になる…
皆さんの心はこの若返りで満たされますか?
過ぎた時間は帰ってこない、若返りはタイムマシーンではありません。
歳を重ねて、高齢者になっるメリットはたくさんあると思います。
過去と今を広く比べるられること、それに基づいて未来を創造する力はこの世を人一倍長く生きた高齢者の特権です。
今回は老化とうまく付き合っていくための、老化の特徴4つを紹介します。
「老化」とは一般的に、成熟期以降に起こる生理機能の衰退を意味し、遺伝的な要因や外界からのストレスに対し、適応力が低下することで起こる変化と考えられます。
老化のメカニズムには、大きく2つの説があります。
- 生物学的に見て「老化に太刀打ちすることは難しい」とするプログラム説
- 成熟後における有害遺伝子の発現によって老化していくという擦り切れ説
まずはじめに老化は、多かれ少なかれ、誰にでも起こる心身の変化と言われているみたいです。
例えば年をとると顔にはシミが、全身の皮膚にはしわができるようになり、白髪も生えてきたりしますよね。
生物学的老化には、骨の密度、重量の減少、筋肉が衰えることで体重が落ち、腰も曲がって身長が低くなりと言われており。さらに老眼、難聴、免疫力低下や代謝機能の低下など、生理機能にも衰えが見え始めてくると言われています。これだけ見ると老化はいいことありませんね…
ですが、ほとんどの臓器の機能は加齢とともに徐々に衰えていきますが、同じようなスピードで衰えるものではないそうです。30代から80代まで幅広い年齢にわたって、いろいろの生理機能の低下を見てみると、それぞれの臓器の機能は異なる傾きをもって低下すると言われているそうです。
皆さんもすでに気づいていると思いますが、老化とは徐々にくるもので個人差がありますね。
ちなみに、肺や腎の機能の低下は30歳から加速するそうですが、これらの臓器は左右に一対あり、もともとの予備能力というものが高いそうなので、急激な機能低下であってもある程度機能が保持されると考えられるそうです。
最後になりましたが、老化の特徴4つを紹介します。
これらは学術的観点で、シュトレーラーの4原則と呼ばれています。
- 普遍性:すべての生命体に不可避で、自分だけ不老不死を願ってもダメである。
- 内在性:遺伝的にプログラムされていて、いかに環境を改善しても限界がある。
- 進行性:後戻りできないし、若返ることはない。
- 有害性:老化現象は個体に有害であって、有益とは思われない。